監視カメラモジュールとOEM・ODM工程の説明(全10項目)

カメラユニット


レンズ・イメージセンサー・ISP(映像処理チップ)を一体化した完成形の小型カメラ。ボードタイプやレンズ一体型が多く、組み込み機器に直接搭載される。

カメラモジュール


センサー基板と回路を一体化した中間製品。レンズや筐体のカスタムがしやすく、用途ごとに柔軟な構成が可能。OEM製品で多く使われる。

ブロックカメラ(Zoom Module Camera)


光学ズーム対応・筐体付きの中〜大型モジュール。屋外監視カメラやPTZカメラの心臓部として利用される。長距離監視に適す。

用途別カスタマイズ対応


工場監視、車載、ドローン、医療、農業など、使用環境や機能要件に合わせて筐体・回路設計・I/F(USB/HDMI/LVDSなど)を柔軟に変更可能。

OEM/ODMの違い


OEMは既製品を他社ブランドで提供。ODMは要望に合わせて仕様設計から製造まで対応。ODMでは独自フォームファクターやソフト連携も可能。

設計(Design)


顧客要件に基づき、レンズ選定、センサー仕様、映像処理構成、外装形状などを3D設計・回路設計。開発後は技術資料を整備。

製造(Manufacturing)


専用治具と組立ラインでレンズ取り付け、基板実装、筐体組み立て。ESD(静電)対策や光学調整も実施。

組立・調整(Assembly & Tuning)


ピント調整、ズーム動作、映像出力確認、ファームウェアの書き込み等を実施。高倍率ズーム機ではAFキャリブレーションも重要。

試験・検査(Quality Control)


解像度、暗所性能、温湿度耐久、通信安定性、塵埃・防水性などを製品別に検査。100%出荷検査体制も構築可能。

出荷・サポート(Logistics & Support)


個別ラベル・梱包・出荷形態にも対応。出荷後はファーム更新や技術問い合わせ対応を含むB2Bサポート体制を整備。

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